轍 WADACHI

こんな暑い夏の話題に申し訳ありませんが、暑さを忘れる内容で
定年退職された先生が、「校長室から」の手紙を 一冊の冊子に製本されました。

その製本の題名に 亡き父の名前から取ってくださいました。
「轍」と書いて 亡父は「てつ」と読みます。
平尾先生の本では、(亡父を思い出してくれて)「わだち」と読みます。
28年くらい前に父は亡くなっているのに今もこのように話題にしてくださることにびっくりですし 家族皆感激いたしております。
亡父も喜んでいることでしょう。

平尾先生 ありがとうございます。
 お祝いに母からの依頼で作りましたので お届けいたします。

退職おめでとうございます。
生徒が 問題起こすと親身になって解決されていた様子が 当時中高生だった私にも伝わっていました。
そのたびに 素敵な先生で 平尾先生の生徒たちは 幸せだなぁと感じてました。
これからの人生 ご自分のために楽しくお暮らしください。

父が亡くなって数年もの間、
生徒たちが 個人的にばらばらと自宅にお参りに来てくれました。
父は、子どもたちに何を指導してきたのかは知りませんが、皆が言ってくださることは
「てつ校長先生に助けてもらった。気づかせてもらった。」とのことでした。
今、世間ではいじめ問題が発生していますが、悪い子はほんとは誰もいないんです。悪い子と言われている子は、まわりの大人がそうさせてしまったんです。
世間の先生たちへ、
 子どもたちのヘルプを見逃さないでください。
 生徒から信頼できる先生になってあげてください。
世間の親たちへ
 親には心配させないようにいじめられていることを隠します。または いじめていることを隠します。 
 それに気づいてください。
 ひょっとしたら 親へのヘルプかも…

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